こんなワタシが「お母さん」!? 青柳ちか

これまで、私のレビューではあまり出産や子育て、育児関係のコミックエッセイを紹介していませんでした。
しかし、実はコミックエッセイの中で出産育児関係のテーマはとても多いのです。
今回は、出産後にひたすら悩みながら子育てを頑張っていらっしゃった著者、青柳ちかさんの育児子育て系コミックエッセイをご紹介します。
著者の悩みは初めてご出産された次の日から始まります。
「自分には愛情が足りないんじゃないか」「母親失格なんじゃないか」「マニュアル通りにできない自分はダメ母だ」・・・などなど、もしかすると誰もが一度は通る道かもしれません。
しかしながら、著者はそこからどんどんとネガティブな方向へ進み、そして「うつ&パニック障害」と診断されてしまいます。
この本は、そんな著者にとってのつらい日々を描いたコミックエッセイ。
さて、ここからは子育てに関しての私の考えを。
私は男性なので出産こそしていませんが、3人の子どもを育てている父親です。
どこまで育児に関わっているのが「良い父親、良い旦那」かは分かりませんが、やれるだけ頑張っています。
私は私なりの考えがありまして、まず、育児マニュアルは読んでいません。
困ったことがあっても自分の動物としての感覚を信じています。
病気とかは別ですけど。
だって、人間に対してのマニュアルなんて完璧であるはずはないし、世代によって「これが正しい」と言っていることも違うし。
そうなると、ただただ動物的感覚を大事にして、子どもが成長する手助けをするしかないと思っています。
私に子育てを語らせたら長くてうるさいのでもうやめておきます(笑)
ですが、出産後の子育てに悩んでいらっしゃる方がいらっしゃったらぜひ言いたいことは、
・今はしんどいけど、しんどさはいつか忘れる。本当に忘れている。
・思い出すと良い思い出になっているし、なんならもう一度赤ちゃんの育児を経験したいとか思っている。
・写真や動画(スマホで十分)は絶対に撮っておけ!子どもの『今』は2度と来ないぞ!
・なんとかなる。
です!
ああ、子育てに悩んでいる人の相談に乗ってあげたい。