ひとりたび1年生 たかぎなおこ

今回ご紹介するコミックエッセイは、「おひとりさま」を満喫するたかぎなおこさんが描く『ひとりたび1年生』。
どちらかというとインドア派&小心者(本書より)のたかぎなおこさんが、ひとりで旅行するカッコいい女性に憧れ、日本全国を旅するコミックエッセイです。
ふつ〜に、観光名所を観光して回ったり、それぞれの土地での美味しいものを食べたりするような一般的な観光はもちろん、ちょっと変わった目的の旅も、全部おひとりで楽しんでいる様子が可愛らしく描かれています。
私も旅が好きで、行こうと思えばひとりでも全く気にせず出かけます。(東京行きたい)
しかしながら、たかぎなおこさんと同じく小心者でして、入りにくいお店には一大決心を持って入るところなんかは、よく似た性格だと思っています。(ちょっと嬉しい)
友達が居ない(笑)という私ですので、「友達と一緒に旅行!」なんていう事は今後も死ぬまでありませんが、行くとすればやっぱり家族旅行。
楽しい、美味しい、嬉しい、などはやっぱり誰かと共有すると幸せが倍増です。
おひとりさまの旅行もとっても良いですが、みんなで喜びを分かち合うことはできないという点では寂しい時もありますよね。
でもおひとりさまのメリットはやっぱり自由。そしてフリー(一緒や)。
どこにいくか、何を食べるか、いつ寝るか、いつ起きるか、などなど全部自分のタイミングで決められるのが最高ですね。
ホテルの部屋で、お風呂上がりにスッポンポンでベットに上がっていても誰も気にしないし(笑)。あ、でも鏡で自分の姿は見たく無いですが。
ま、いずれにしても旅自体が大好きなので、一人で行っても家族と行っても、どちらも楽しいです。
ちなみに、このコミックエッセイは2006年に出版されていますが、この頃はたかぎなおこさんがめきめきと頭角を現し、どんどん売れっ子階段を登っているところ。
話の組み立ても上手だし、絵も可愛いし、クスッと笑わせてくれるし、それでいて私たちと同じような普通の人「感」が出ている。
日本のみならず、海外でファンが多いのも納得です。
『ひとりたび2年生』もありますよ。