シブすぎ技術に男泣き! 見ル野栄司

日本の技術は世界一と言われますが・・・言われますよね?
このコミックエッセイは、世界一の技術を持っている日本の技術者に捧げる一冊です。ちょっとオーバーかも。
例えば、今この文章をカタカタと打ち込んでいるパソコンにも、おそらく数え切れないほどの技術が入っていますよね。
私たちエンドユーザーはこの凄過ぎる技術についてほとんど何も分からず、というか知らず、に当たり前のように使って・・・。
スマートフォンだってそうです。
画面が点く、文字が入力できる、写真が撮れて世界中に送信できる。
よく考えると「どうしてこんなことできるんだろう?魔法?」と思いますが、製作の裏側には数え切れない程のドラマがあるのでしょうね。
このコミックエッセイは、そのような製作の裏側を描いたコミックエッセイです。主に機械製作でした。ゲームセンターにあるゲームとか。
でもね、素人には内容がちょっと難しい・・・。そして字が多い・・・。複雑な事を説明してくださっているので、ある程度しょうがないのかもしれません。
このコミックエッセイは、機械関係に全く興味が無い人よりも、機械工学関係(というのか)物理関係(というのか)理系(これでいいや)のみなさんが、ワイワイガヤガヤ言いながら盛り上がれるコミックエッセイだと思います。
私はまるっきり文系ですが、それでも分からないところはスルーしつつ読み進めていくと、結構ビックリする展開があったりして、楽しめました。
著者が時折クスッと笑わせてくれるので、堅苦しい感じではないです。
ものづくりの裏側では本当にいろいろな人が情熱を持って頑張っていらっしゃるんだなと、なんでも当たり前じゃないんだなと思います。
開発者のみなさんをリスペクトしながら、物を大事に使いましょう。
終わりが固いな。機械だけに。