母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 宮川サトシ

私は「人の生き死に」に関しては相当ドライだと思っていたのですが、それは間違いだったようです。
以前、このブログでもご紹介したコミックエッセイ「情熱大陸への執拗な執念」を読んで、私は著者のファンに。おもしろいと思った方のコミックエッセイはチェックしているので、すぐに宮川サトシさんの他の本をすぐにAmazonで探すと、この「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」を見つけました。
(「情熱大陸への執拗な執念」でも名前は出てきたんですけどね)
届いてびっくり。
「映画化されてるやん!」
しかも出ている俳優さん達も有名どころばかり。すごいな。すごい人だったんだな。宮川サトシさん。今まで知らなくてごめんなさい。
映画化されるだけあって、とっても良かった。泣けます。帯にあの有名なちばてつやさんがコメントを書いていらっしゃいますが、読んでいる間ずっと色々な思いが頭を巡りましたよ。
親のこと、子供のこと、そして妻のこと。
この本読んでいると、もっともっと毎日を大切にしないといけないと思いました。そしてもっと頑張って立派な人間にならないといけないよとお尻を叩かれた気がします。
やっぱり映画になるようなコミックエッセイは理由があるんだな。当たり前か。
それよりも、歳を取ると涙もろくなっていかんね。