情熱大陸への執拗な執念

ものすごく面白い、そして奇抜な、そして(良い意味で)狂っているコミックエッセイでした。
要するに人気テレビ番組の「情熱大陸」に出たい著者が『のたうちまわる』お話です。
その『のたうちまわり具合』を超まじめにフザケて描くコミックエッセイ。
奥さんがいい味を出しています。あとお子さんと。
今この文章を書いていて思いましたが、『超まじめにフザケる』というのは私の求めている生き方そのもの、もしかすると著者は私と似ているのでは!?(いや、あなたはフザケているだけ。頭がおかしいだけ。)
なぜ著者はこのコミックエッセイの中でひたすら『のたうちまわる』のか、それは読んでのお楽しみなのですが、それにしてもこの著者の宮川サトシさんは知り合いにすごい人が多いな。それに本を出している時点で凄すぎる。
『もしかして私と似ている?_』
なんて思ったのが本当に申し訳ないくらい、そもそもが私のような超一般人とは少しレベルが違う場所にいらっしゃる。いろいろな意味で。
さてさて、「念ずれば通ず」と言うように、著者の宮川さんのようにこうやって世の中に対して自分の夢を語る、もしくは周知するという方が適しているかもしれませんが、そうすることでみんなに応援してもらうという方法はビリギャルと同じく(自己啓発的に)正解なのだと思います。
読み進めていくうち、
「今後の展開はどうなるんだろう。この人はもしかして最終的に出演しちゃうの?早く読みたい!そして出演したという結末であってくれ!」
なんて考え出すのですから、自分もこの本を読んでいて知らず知らずのうちに著者の宮川さんを応援していたのかもしれません。
この人の他の著書も買ってみようかな・・・え〜っとAmazonにあるかなと・・・(ほら!ファンになりつつある!)
恐るべし宮川サトシ。