女30歳、はじめて海外に行きました

著者はカタノトモコさん

実は私も行ったことない海外・・・。

この歳(42歳)になって海外旅行をしたことが無いなんて恥ずかしくてなかなか言えないのですが、行ったことが無いんだからしょうがない。

行ったことあるって嘘ついてもいいんですけど、「どこに?」って質問されたら人として終わるのでやめておきます。

言い訳はあるんですよ。

まずは海外よりも日本で行きたいところがいっぱいあるからそっち先にしてたんだ、とか。

海外に行くんだったらやっぱりその国の言葉を話せるようになってから行きたいんだ、とか。

まぁ言い訳です。要は怖がり。

でも死ぬまでに一度は行きたいところはあって、それがニューヨークとハワイ、そして台湾。

そんな私が読んだからか、非常に勉強になって面白いコミックエッセイでした。

今回著者が初めての海外旅行先に選んだのは台湾。

台湾と日本は良好な関係なだけあって行きやすいらしいですね。

私が行っている美容室で以前ずっとシャンプーをしてくれていた長身のお兄さんも台湾が好きで色々とお話ししてくれたなぁと思い出しました。そのお兄さんはもう辞めちゃったらしいけど。

さてさて、このコミックエッセイですが、著者のカタノトモコさんの絵は見やすくて(ザ、コミックエッセイ!っていう感じで)親近感を持てて、そんでもって非常に情報量が多い!

150ページほどのコミックエッセイですが、情報量と絵のボリュームがすごいです。これだけ描くのどんだけ時間がかかるんだろうっていうくらい。

私がちょこちょこっと描くア◯みたいな絵とは雲泥の差があります。(当たり前だよ)

内容はパスポートを取るところから始まるので私のような「海外行ったことない人間」には非常にありがたい一冊です。

逆に「旅行って言えば海外でしょ?」っていうハイソサエティ(意味知らんけど)なリッチメンは、「そうそう最初はこうだったなぁ」と初心に返って見てみるのも面白いかも。

(「ハイソサエティ」調べたらそこそこ合ってた)

それにしても海外旅行の本を出版したら経費で落ちるんだろうな。いいな。自分も何とかして経費でハワイ行けないかな。

台湾、いいですね。行ってみたい。ご飯も美味しそう(に見える)。この本に出てくるコーディネーターさんに案内してもらいたい。

中国語か。無理だな。

あ、そういえば大学生の頃にホテルのラウンジでバイトしてたんですが、海外のお客様も多かったんです。ある日中国人のご家族がいたんですね。そこに注文されたドリンクを持って行ったんですけど、案の定「シェイシェイ(谢谢)」って言われたんですよ。

その時私は大学の第二外国語で中国語を(簡単に単位が取れるっていう理由で)取っていたので、「どう致しまして」という意味の「不謝(発音はブーシェ〜)」を知っていたんです。普段小心者で緊張しいで頭がおかしい私なんですが、「シェイシェイ」って言われて咄嗟に「ブーシェ〜」って言ったんです。自分でもすごいと思いましたよ。

そうしたらその中国人のご家族が全員こっち向いて『ピタッ』って止まったんです。本当に時間が止まったのかと思うくらい。いや、あれは止まってたわ、時間。

私としては3日くらい時間が止まってたような気がしたのですが、実際は多分0.5秒くらいかな、知らんけど。

その一瞬ののち、そのご家族の主人っぽいおじさんが

「ああ〜!不謝ね!ああ、不謝かぁ!あははははは」

みたいな感じで言い出して、ご家族全員どっと笑い出しました。

小心者のくせに目立つことが好きで頭のおかしい私も顔がひきつりながら「あはは」と笑ってその場が終わったんですよ。

それだけ。

それが書きたかっただけ。

え〜っと・・、で、この文章は何を書いてたんだっけ・・・。

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