うちの犬(ムク)、知りませんか?

またまたご紹介する、たかぎなおこさんのコミックエッセイ。
今回はたかぎなおこさんがご実家で16年飼っていらっしゃった愛犬ムクとのお話です。
運命かのような出会いから愛犬との別れまでの思い出が詰まった一冊です。
それにしてもたかぎなおこさんは元々イラストレーターを目指されていただけあって、絵が素敵です。
一つ一つのコマを額縁に飾ったらそれだけで値打ちが出て売れるんじゃないかっていうくらい。
私がたかぎなおこさんのファンだっていうのもありますので、ちょっと贔屓しているかもしれませんが。
内容も、出会いからたかぎなおこさんが成長していきながら一緒に暮らした日々。そして上京されてからの日々も描かれています。
私も同じようにしたことがあるのですが、やっぱり犬を飼うと自分の部屋に入れたくなりますね。基本的に外で飼っていたので家に入れると親が発狂しますが・・・。
動物を飼うのは素晴らしいですが、やっぱり最期は悲しいですね。私も学生時代に同じように両親に懇願して犬を飼い始めたことがありました。その犬も当然自分より早く歳を取って死んでしまったのですが、悲しかったなぁ。
動物を飼うといつも後から「ああしてあげれば良かった、こうしてあげたら良かった」と後悔しますね。
自分もいつかまた愛犬と会える事と思いますので、その時には生前の行いを詫びて(何をしたんだ自分)一緒に散歩でもしたいと思います。
たかぎなおこさんのコミックエッセイが好きな方はもちろんのこと、犬を飼ったことがある方や昭和の子どもだった方にもおすすめの一冊です。ぜひ読んでみてください。
たかぎなおこさんが描くコミックエッセイ「うちの犬(ムク)、知りませんか?」を読んでみたい方は、
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