ダンナは海上保安官

著者は林まつりさん

海上保安官として、日々日本の海を守っている旦那様との結婚生活を綴ったコミックエッセイ。

我々一般人がよく知らない『海上保安庁』とそこで働く保安官の方達が

「いったい何をしているの?どういうお仕事なの?」

からちゃんと説明してくれます。

全てがお仕事のお話という訳ではなく

「旦那様はこんな人でこんな事があって・・・」

というお話もあります。

もちろん海上保安官のお話をもっともっといっぱい知りたいのですが、現実的には守秘義務などもあるのでなかなか難しいところもあるんでしょうね。

ただこの旦那様も喋り方からしてちょっと独特で憎めないキャラ。
なので旦那様のお仕事以外の日常も面白おかしく読む事ができますよ。

それにしてもコミックエッセイは「ダーリンは・・・」「ダンナ様は・・・」などが多いですね。

いずれも漫画家やイラストレーターの奥様が、ちょっと変わった旦那様の日常をコミカルに描く作品です。

世の中の奥様たちは

「ヨソの旦那様がどんな人なのか、何をしているのか?(ウチの旦那と比べて?)」

というところはやっぱり気になるでしょうから、コミックエッセイの中でも流行りのテーマなんだと思います。

もし私の妻が私のことを書くならタイトルはきっと

「ウチの夫は友達がいない」
いや、「ウチの夫はけっこう変」
いやいや、「ウチの夫は小心者」

う〜ん、どれでも描けそう・・・。(いったいどんな人間なんだ・・・)

このコミックエッセイを読んでほしい人はズバリ、公務員の旦那様を持つ奥様。

それも総合職や事務系ではなく、警察、消防、自衛隊などの特殊な専門職の旦那様を持つ奥様に、ぜひ旦那様と比べてみてほしい(笑)と思います。

いや、もちろんいい意味でね。

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