失踪日記

著者は吾妻ひでおさん

このコミックエッセイはすごいですよ。
だって、本当に失踪した漫画家さんが失踪中の暮らしぶり(?)を描いたコミックエッセイですから。

もちろん実話。実話だから本当に面白い。

著者の吾妻ひでおさんは有名な漫画家さんなのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、2019年にお亡くなりになられています。

さて、本の内容ですがこれはもうタイトルそのまんま。失踪中の出来事を面白おかしく(と言ったら失礼かもしれませんが)描かれています。

失踪中もなんだかんだあって、お仕事(漫画とは全く関係のないお仕事)をされているのですが、そこで出会う人たちもなんというかすごい人ばかり。詳細は言えませんが。

他にもアルコール中毒だった時のお話など、これこそ普段あまりあまり聞くことの出来ない(というか、聞けない)お話満載です。

絵はもちろんすごく上手で、これがまたポップで見やすいんです。
普通に考えたら暗くなってしまうお話なのですが、それを出来るだけ明るく描いていらっしゃるのがすごい。

これまで何度も何度も読み返してきましたが、読む度にドキドキします。

この本は今後失踪をお考えの方に是非読んでいただきたい一冊です。(もちろん半分冗談です・・・が、世の中から逃げてみたらこんな感じなのか!?と勉強になると思いますよ)

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