スラム団地

著者は松田奈緒子さん

これも私が大好きな一冊です。

理由は昔団地に住んでいたから。

でも団地がメインというのもありますが、実際は「昭和のこどもはこうだったなぁ」という懐かしさがあるからかもしれません。

松田さんは元々あまり広くない雨漏りするようなお家に住んでいらっしゃって、そこから団地に引っ越して来られたそうです。

おそらく日本中に団地が続々と出来ていた1970年代なのかなと思います。

その時代に巨大な団地を見て驚き、家の中の設備に驚き、人の多さに驚くというその頃のこどもはみんなこうだったんだろうなぁと想像できます。

子供同士の付き合いと親の付き合いとの兼ね合い、秘密基地や公園での男女戦争など。

そうそう、あったあった。

という懐かしさに浸ることができる一冊です。

絵もコミックエッセイらしく見やすく読みやすいのでスラスラ読めますよ。

団地に住んでいた。昭和のこどもだった。という方、または、昭和のこどもってこうだったんだ!と思いたい平成世代の方にもおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です