たたかうお嫁さま

こちらもけらえいこさんのコミックエッセイ。
しかもこの本は松本明子さん初主演でドラマになったという一冊です。
「あたしンち」で有名なけらえいこさん自身が、当時お付き合いをされていた田上さんとの結婚が決まってから結婚式に挑み(?)ハネムーンに行かれるまでの実話です。
当時の結婚式は一昔前の結婚式、つまり外光が入らない宴会場でスポットライトを浴び、背の高いウエディングケーキに入刀して、お色直し後にキャンドルサービスをするというアレな感じでした。
今流行りのガーデンウエディングなんてなかった時代です。
そんな中、けらえいこさんは「こんな式がしたい!」と色々斬新な事を思いつくのですが、それが今の主流になっていることも多くてビックリ!
先見の明があったんだなぁと今読んで感心します。すごいですね。
この本もセキララシリーズというらしいですが、やっぱり色々とセキララに描いていらっしゃいます。でもここまで詳細に描いてあると(当時は)これから結婚式をするぞという方のバイブルのようになったんじゃないかなと思います。
今から結婚式を挙げる人にももしかしたら参考になる部分が多いかもしれません。
なのでこの本をぜひ読んで欲しい人は、これから結婚式を挙げる人、そして、90年代に結婚式を挙げた人、です。
それにしてもけらえいこさんのコミックエッセイはたまに読み返しても全然飽きていないからすごいなと思います。